住友商事 <8053> は大幅反落し、15年1月16日の昨年来安値を下回った。寄り付き直後に89.5円安(7.50%安)の1102.5円を付けている。13日引け後、16年3月期業績予想を取り下げたことで業績の先行き不透明感が強まり、売りが優勢となった。

 ニッケルの採掘から製錬まで一貫して手掛けるアンバトビーニッケルプロジェクトに関して、ニッケル価格下落の影響で約770億円の減損損失が発生するほか、このほかの一部案件でも減損損失を計上する可能性があり、現時点で合理的な見積もりが困難とした。新しい業績予想は2月5日の第3四半期決算公表時に明らかにする予定。従来は売上高8兆円(前期比6.9%減)、税引前利益2950億円(前期は185億円の赤字)を見込んでいた。

 期末配当予想の25円(年間50円)は据え置くという。(編集担当:宮川子平)