テーオー小笠原 <9812> は一時急伸し、朝方に236円高(20.79%高)の1371円を付けた。ただ、買い一巡後は値を消して下げに転じている。

 同社は北海道函館市に本社を置き、百貨店やホームセンターといった小売のほか、住宅、不動産、自動車ディーラー、消費者金融など多数の事業を展開する。7日引け後に発表した15年11月中間期利益予想の上方修正を好感した買いが先行したものの、直近では北海道新幹線の関連銘柄として物色されていたこともあり、利益確定売りが上値を抑えた。

 中間期の売上高は195億円から191億2400万円(前年同期比7.6%増)に引き下げたが、営業利益を1億5000万円から2億1300万円(同50.0%増)に増額した。仕入価格など売上原価や営業経費が減少したが、中東情勢の不安定化などを理由に経済環境の不透明感が強まっているとして、16年5月期(通期)業績予想は据え置いた。(編集担当:宮川子平)