昨日のドル/円は一時118.20円台まで下落して約3カ月ぶりの安値を付けた。その後は下げ渋ったものの戻りは鈍い。引き続き、昨年8月のチャイナ・ショック後の下値支持ゾーンである118円台前半で推移しており、サポート下抜けを警戒しない訳にはいかないだろう。

 ただ、昨日発表された米12月ADP全国雇用者数が大幅に予想を上回った上に、米12月ISM非製造業景況指数の内訳である雇用指数も前月から上昇しており、市場では明日の米12月雇用統計への期待が高まっている公算が大きい。

 そうした期待感がドルの下値を支えるため、本日については118円を割り込む事はないと見る。とはいえ、主要国株価や原油価格など資産市場の動向に大きく左右される地合いには変わりはない。リスクセンチメントの一段の悪化には引き続き要注意だろう。

 本日の予想レンジ:118.000-119.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)