ベトナム国家銀行(中央銀行)はこのほど、国内で発行される全ての銀行カードを磁気ストライプカードからICカードに変更する計画を発表した。遅くとも2020年末までに実現することを目指すとしている。

  計画は2期に分けて実施する。第1期は、現在からICカードの標準仕様が発表されるまでの12~15か月間で、各カード発行組織は変更に向けて準備を整える。第2期は、標準仕様の発表から2020年末までで、各組織は変更計画をそれぞれ公表し実行することになる。

  ベトナムではこれまでに約9600万枚の各種カードが発行されている。大半は磁気ストライプカードで、偽造されやすく安全性に劣ると考えられている。一方、世界の多くの国では、偽造が困難で利便性の高いICカードへの置き換えが急速に進んでいる。

  こうした状況を背景にして、中央銀行が変更計画を発表した。各カード発行組織が自主的に準備するよう促すことが狙いで、中央銀行も計画実行に向けて支援体制を整える。(情報提供:VERAC)