ベトナム国家銀行(中央銀行)は5日、対USD銀行間為替レート(中銀公定レート)を1USD=2万1907VNDとし、4日より適用されていた中銀公定レート1USD=2万1896VNDから11VND(0.05%)切り下げた。

  中央銀行は4日、算定方法の変更を理由に、公定レートを0.03%切り下げたばかり。但し、公定レートの許容変動幅については、これまでと同じ±3.0%で変わっていない。これにより、商業銀行が提示できる為替レートは現在、1USD=2万1250VND~2万2564VNDとなっている。

  4日より適用されている公定レートの新しい算定方法は、国内の銀行間市場における加重平均レート、国際市場におけるベトナムと貿易相手国、投資国・投資受入国、債権国・債務国との為替レート、マクロ経済の各指標の動き、及び金融政策の目標に基づいている。

  中央銀行のグエン・バン・ビン総裁によると、新しい算定方法の導入により公定レートは頻繁に調整されることになり、毎日調整される可能性もあるという。これにより、投機筋にとってはリスクが増え、ドル保有心理縮小に繋がることが見込まれる。(情報提供:VERAC)