中国人には完全主義に基づいて自己否定する独特の国民性があるようだ。香港メディアの鳳凰財経は26日、「中国製品は日本製品に敵わない」とする考えを捨てるよう中国人を力強く励ますとともに、完全主義に基づく自己否定をやめるよう中国人に忠告した。

 記事は「中国の一部の技術は世界最先端の水準にあるが、家電分野の競争力は劣る」といった見方を取り上げ、これはすでに古びた固定観念であると主張。確かに10年前であれば箸にも棒にもかからなかった中国の家電製品が「現在では日本製品がかつて幅を利かせていた市場でシェアを奪っている」と主張した。

 さらに中国製品の「安かろう悪かろう」というイメージは過去のものであり、現在は優秀な人材を大量に育てることや外資企業の誘致、生産効率の改善などが中国製造業で推進されていると主張し、中国製品の質が大きく変化していることを記事ははっきり指摘している。

 また中国には世界最大の市場があり、こうした世界に例をみない豊かな土壌はイノベーションを生み出すチャンスをあまねく企業に与えていると指摘。さらに中国から数々のイノベーターが輩出されていると主張し、中国が優れた製品を生み出し、日本を圧倒するのは時間の問題だと論じた。

 同記事において、完全主義に基づく自己否定をやめるよう中国人に忠告し、中国製品は日本製品に敵わないとする見方を捨てるよう中国人を力強く励ましている点は非常に興味深い。中国人はどんな分野でも自分たちが一番でなくてはならないと考え、常に他民族の一番良い点と自分たちを比較する。その結果、自分たちは全くだめだと自己否定に陥ってしまい、自分たちの良い点やすでに成し遂げたことが見えなくなり、成長の意欲がくじかれると記事は指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)