当時の野田佳彦首相による衆院の解散表明で2012年11月に始まったアベノミクス相場も先月で3年が経過しました。この間に日経平均は日銀の大規模な金融緩和やそれによる円安もあって2倍強に値上がりしましたが、この上昇をリードしたのが外国人投資家の買いです。外国人投資家は今年こそ売り越しとなっていますが、2013年と2012年は大きく日本株を買い越しています。そこで今回はこのアベノミクス相場で外国人持ち株比率が大きく上昇した銘柄を取り上げてみました。

 具体的にはアベノミクス相場がスタートする前の2012年9月末から外国人持ち株比率が上昇を続け、2012年9月末と比べ2015年9月末の外国人持ち株比率が10ポイント以上上昇したTOPIX500採用の3月期決算銘柄をピックアップしてみました。例えば2012年9月末に外国人持ち株比率が20%強だった長谷工コーポレーション<1808>は、その後外国人持ち株比率が上昇を続けこの9月末には40%台となっています。また、10%台だったアルプス電気<6770>も40%近くまで上昇しています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)