ベトナム国家銀行(中央銀行)は17日、金融機関や海外銀行支店における法人及び個人のUSD建て預金に対する金利上限を定める決定第2589号/QD-NHNNを発出、翌18日に発効した。これにより、USD建て預金金利の上限は、9月に法人向けが0%へと引き下げられたのに続き、個人向けについても年0.25%から0%へと引き下げられた。

  今回の金利上限引き下げは、連邦準備制度理事会(FED)が短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年0.00~0.25%から0.25~0.50%に引き上げた直後に実施されている。

  金利上限引き下げの理由について専門家らは、米国の利上げでドン安ドル高が更に進行することが予想されるため、国民のドル保有心理を抑制すると同時に、脱ドル化政策の効果的な実施を目指したものとしている。市場では、中央銀行の今回の決定は予想通りと受け止められている。(情報提供:VERAC)