財政省によると、全国における宝くじ会社の数は64社を数え、2014年の総売上高は63兆VND(約3390億円)に上った。このうち、南部で活動している21社の売上高が全体の87~88%に当たる55兆3000億VND(約2970億円)だったのに対し、北部(29社)及び中部(14社)ではそれぞれ3兆2000億VND(約172億円)、4兆5000億VND(約242億円)に留まった。

 2014年における南部の宝くじ会社1社当たりの平均売上高は2兆6000億VND(約140億円)に達したが、北部及び中部ではそれぞれ1100億VND(約5億9100万円)、3200億VND(約17億2000万円)程度だった。

 宝くじ会社の2014年業績状況について、北部の会社の税引前利益は10~20億VND(約538~1080万円)だったのに対し、南部では4000~5000億VND(約21億5000万~26億9000万円)に上った。特にホーチミン宝くじは、売上高が5兆5000億VDN(約296億円)、税引前利益が8000億VND(約43億円)で好調だった。ホーチミン宝くじの売上高は、北部及び中部全体の売上高を上回っている。

 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート)が毎年発表している「ベトナム企業トップ500(VNR500)」には、10社以上の宝くじ会社が名を連ねる。いずれも南部の宝くじ会社で、ホーチミン宝くじ(ホーチミン市)やティエンザン宝くじ(メコンデルタ地方ティエンザン省)、タイニン宝くじ(東南部タイニン省)、ドンナイ宝くじ(同ドンナイ省)などが挙げられる。売上高を見ても、宝くじ産業は北部よりも南部で圧倒的な人気を誇っていることがわかる。(情報提供:VERAC)