中国メディアの騰訊数碼は17日、日本には「使用する人の立場になって考えられた製品やサービスが数多く存在する」と紹介し、日本の製品やサービスの「人に対する優しさ」は羨ましくもあり、嫉妬すら覚えるほどだと論じた。

 記事は、日本に対して中国人は非常に複雑な感情を抱いているとし、「一方では歴史を忘れることができず、一方では日本の製品から距離を置くことができないでいる」と伝えた。さらに、日本はこれまでにインスタントラーメンやポータブル音楽プレーヤーをはじめ、さまざまな製品を発明してきたと紹介した。

 続けて、インターネットが普及し、米国がIT分野で圧倒的な存在感を示しているとし、日本はデジカメやゲーム機といった分野を除くと「かつての輝きがなくなった」としつつも、日本には「使用する人の立場になって考えられた製品やサービスが数多く存在する」と紹介。製品の「人に対する優しさ」は羨ましくもあり、嫉妬すら覚えるほどだと論じた。

 まず記事は、「人に優しい」サービスの1つとして、日本のタクシーを紹介し、白い手袋と制服を着用した日本のタクシーの運転手は非常に礼儀正しいと称賛。さらにドアは自動で開閉すると驚きを示す一方で、「なぜか日本のタクシー運転手はGPSなどナビを使わない人が多い」と報じた。

 続けて、「中国でもっとも広く知られた日本製品と言えば温水洗浄便座」としたうえで、日本の温水洗浄便座は洗浄だけでなく、乾燥や防臭といった機能もあると伝え、「日本のトイレ文化は家電分野でもっとも独創的」と報じた。また、便器だけでなく、トイレそのものも非常に人に優しい造りとなっていると伝え、体の不自由な人向けのトイレや乳幼児を座らせることのできる台があるトイレを紹介した。

 また記事は、日本ではエレベーターのボタンについても、車いすに座ったまま押すことができるよう低い位置にもボタンが設置されていると伝え、「技術など関係なく、日本には使用者のことをよく考えたうえで作られた人に優しい製品やサービスが数多く存在する」と評価した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)