先週末(7日)のスポット金は小幅上伸、一時1099.38ドルまで買われた。週間ペースでは7週連続の下落となった。予想に届かなかった米7月雇用統計を受け、ドルが下落、金は買われた。米労働省が発表した7月の雇用統計は、非農業部門就業者数が21.5万人増、失業率は先月から変わらず5.3%と、7年ぶりの低水準を維持した。

 市場はこれからも金の上値は限定的とみている。米国の年内の利上げを視野に、ドルに対しては強気な見方が多い。

 7日のWTI原油先物は大幅に続落し、4カ月半ぶりの安値水準で推移し、43.86ドルで引けた。週間ベースでは7週連続の下げとなった。

 米国の夏のドライブシーズンの終わりが近づく中、ガソリン供給の過剰感の高まりが相場を圧迫した。また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表した統計によると、米国内の石油掘削リグ稼働数は、前週比6基増加した。掘削活動の活発化により原油生産の増加が示唆されたとして原油相場の地合いが一層悪化した。(情報提供:東岳証券株式会社)