4日のスポット金は小反発、上値が長い小陽線で引けた。

 ドルが対主要通貨上昇したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)幹部の1人、米アトランタ連銀のロックハート総裁は9月の利上げを支持しなければ、米国経済に大きなダメージを及ぼすとの見解を示したことが金の重しとなった。今週金曜日(7日)に予定されている米7月雇用統計では、非農業部門雇用者数が22.0万人増加と予想されており(前回は22.3万人)、雇用の改善が確認された場合ドルが一段高と予想され、金が安値更新となる可能性もある。

 4日のWTI原油は反発、前日の大幅下落に対しての修正と見られ、依然として4ヶ月ぶりの安値圏で推移していた。

 米国の供給が減少するとの見通しに基づくと、本日発表予定の米EIA週間石油統計では2週連続での減少と予想されている為、市場では原油の売られ過ぎを警戒している模様。また、この日の中国上海総合指数は3日ぶりの上昇(3.69%)となったことも原油価格を支えた。中国の石油消費は世界2位であり、2014年間消費量は520,261千トンだった。(情報提供:東岳証券株式会社)