中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、韓国メディア・聯合ニュースの中国語版は17日、AIIBのプロジェクトを韓国企業が受注できるよう支援するために、韓国政府が支援メカニズムを9月に立ち上げることを決定したと報じた。

 記事は、同支援メカニズムは官民共同によるもので、名称は「コリアンパッケージ(Korean Package)」であると紹介。さらに、AIIBが本格的に始動すればアジアのインフラ市場は大きく拡大する見込みだと伝え、韓国政府は金融機関や企業に即時的に情報を提供できるよう支援機構を立ち上げると紹介した。

 さらに、韓国政府は「日本と米国がAIIBに参加していないことは、韓国企業のプロジェクト受注において有利になる」と考えていると伝える一方、問題となるのは韓国企業がAIIBのような国際開発金融機関が推進するプロジェクトへの参加経験が少ないことであると報じた。

 また記事は、韓国企画財政部の関係者の話として、AIIBは2015年下半期から始動に向けて本格的な準備に入ると伝え、韓国企業はアジアのインフラ市場への参入に向けて準備を整える必要があると指摘。また、韓国政府はAIIBの関係者と韓国企業が交流を行う場を設けることを計画していると紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)