南中部クアンガイ省リーソン島のニンニクは、小さく特徴的な辛味を持っており、島の特産品として知られている。しかし同種のニンニクが本土でも栽培されるようになったため、島のニンニク栽培農家が苦境に陥っている。

  6年前までリーソンニンニクは、他の産地のニンニクと見た目で容易に判別でき、市場で高値で取引されていた。ところがこの数年は最高でも1kg当たり6万VND(約343円)、今年はわずか3万VND(約171円)まで値下がりした。

  栽培農家によると、リーソンニンニクは本土でも入手できるようになったとして、買い付け業者の需要が減り、取引価格の引き下げを求められるようになったという。業者は、運搬過程でダメになるニンニクがあることや、高値では本土のニンニクと競争できないことを理由に価格を引き下げている。

  リーソンニンニク加工販売協会のグエン・バン・ディン副会長も、リーソン島と本土で生産したニンニクを見分けることはできないと認め、お手上げ状態だ。クアンガイ省科学技術局のチャン・チャン・ジエップ局長は「知的財産権局お墨付きの販売店で買うのが最良の方法」と話している。(情報提供:VERAC)