交通運輸省のグエン・ゴック・ドン次官によると、同省は現在、輸送速度350km/hで南北を結ぶ新幹線の建設案を早期に国会へ提出すべく、更なる研究を進めている。

  国会の承認を得た後、事業化調査(FS)を実施し、用地や資金などを確保する。2020年以降に着工し、2050年以降の運行開始を目指す。これが完成すれば、ハノイ市からホーチミン市までの所要時間は約5時間に短縮される。既存の南北統一鉄道とは別の独立した路線になるという。

  新幹線の投資総額は、約400億~500億USD(約4兆9000億~6兆1000億円)の見通し。このうち、28%は国家資本から拠出し、残る72%は政府開発援助(ODA)や官民パートナーシップ方式(PPP)による資本などで賄う。

  同省は、既存鉄道の近代化を進めており、2020年までに南北統一鉄道を改修し、旅客輸送速度を80~90km/h、貨物輸送速度を50~60km/hに引き上げる計画だ。このほか、各地で新路線や既存鉄道と大規模港湾・工業団地を接続する新路線を開発していく。(情報提供:VERAC)