中国メディアの大江晩報は19日、記者の手記を掲載し、4年前に購入した圧力釜と2年前に購入した電気ケトル、1年前に購入した豆乳メーカーが「そろって故障してしまった」と伝え、故障した家電はいずれも中国メーカーの製品であったことを紹介し、「なぜ中国製品はこうも質が悪いのか」と不満を綴った。

 記事は、記者の家庭で使用していた3つの中国製家電が壊れてしまい、修理に出したところ計680元(約1万3250円)も必要だとわかったため、「すべて捨ててしまった」と伝え、そのかわりに国外メーカーの製品を買い直したと紹介。

 さらに、記者の友人がこのほど日本を訪れ、電気炊飯器を購入してきたと伝え、「友人のように日本で家電を購入する中国人は多い」と指摘。かつての香港映画で「日本メーカーの電気炊飯器を所有していることは高い身分の象徴」という描写があったことを紹介し、「その映画が公開されてから半世紀近くも経過しているというのに、日本の家電製品は今なお中国人にとって追い求める対象であり続けている」と論じた。

 続けて、中国ネット上では「愛国心」の強いユーザーたちが日本製品の品質について粗探しをしていると論じる一方、「日本はアジアの経済大国であり、偽物や粗悪品を販売するような国でないことは認めなければならない」と主張した。

 また記事は、中国の製造業は「長年にわたって努力を継続しており、中国製家電の品質は以前よりは確かに向上した」としつつも、半世紀にわたって中国人の心を掴んで離さない日本の電気炊飯器は「品質に対する要求が厳しく、さらに製品が更新される速度も速いのだろう」と指摘。それに比べ、中国企業はブランド意識や品質、革新に対する意識が乏しいと指摘し、「このままでは中国人消費者がボイコットの対象とするのは日本製品ではなく、中国製品になるに違いない」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)