中国メディアの北京娯楽信報は2日、日系車は外見から動力性能、スペックにいたるまで平凡であり凡庸であると論じる記事を掲載し、「特に秀でた点はないものの、全体的に評価すると非凡である」とする一方、日系メーカーもデザインなど変革を続けていると論じた。

 記事は、日系メーカーは「ターボエンジンに関する豊富な技術を持ちながら、これまでずっと自然吸気エンジンにこだわってきた」とする一方、自然吸気エンジンは中国の消費者から支持を得られなかったとし、日系メーカーが相次いでターボエンジンを搭載した自動車を投入していると紹介した。

 続けて、3月に発売されたばかりのトヨタ・クラウンがターボエンジン搭載モデルが登場したことを紹介したほか、日産・キャシュカイもターボエンジンを搭載する予定だと伝えた。

 さらに、中国で自動車を購入する層が若年化していることを指摘し、「日系メーカーの中庸というイメージがマイナスに作用する可能性がある」と主張し、日系メーカーは車の外観などデザインでさらに若い世代に歩み寄る必要があると主張。

 また、若い世代の消費者の心を掴むことが出来なければ将来の発展も難しいとする一方、今年発売される予定の日産・ラニアについては「消費者が日系メーカーに対して抱いていた“保守的”というイメージを覆す車だ」と高く評価した。

 さらに記事は、2015年の中国自動車市場は前年比7%前後の成長率となる見込みであることを指摘し、「かつてのような急成長は終わり、激しい競争が繰り広げられる時代になった」と伝え、日系メーカーの変革が果たして功を奏すのか、観察に値すると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Hirotaka Ihara/123RF.COM)