政府は9日、2014年及び2015年における国家予算の歳出・歳入に関する国会常務委員会の会議で、多額の財政赤字や債務支払額の急増などで財源が不足していることを理由に、公務員の最低賃金の引き上げを先送りするよう国会に求めた。

  これに対しグエン・シン・フン国会議長は、「公務員の生活にはある程度の保障があるが、同じく国から給与が支給される定年退職者、また公的扶助対象者に対する支給額を引き上げないのはあまり適切ではない」とコメントした。

  一方、グエン・ティ・キム・ガン国会副議長は、「2014年も公務員の最低賃金の引き上げが行われなかった。2015年もまた引き上げを先送りするとなれば、公務員の生活にも支障が出ることを考慮する必要がある」とコメントした。国会財政予算委員会も、「元々給与が低い水準にある公務員の生活を保障するため、スケジュールに沿って最低賃金を引き上げる必要がある」と同調した。

  なお、公務員の最低賃金は2013年7月に月額105万VND(約5360円)から115万VND(約5870円)に引き上げられて以来、調整されていない。(情報提供:VERAC)