中国地質調査局と中国科学院は7月29日、中国は2015年から領海内でのメタンハイドレートの試掘を行う計画だと発表した。中国メディアの光明日報は先月30日付で「中国のエネルギー開発および利用における革命につながるかも知れない」と期待を示した。

 記事はメタンハイドレートについて、「外観は氷のように見えるが、火をつけると燃えるため“燃える氷”とも呼ばれている」と紹介、主に深海の海底や永久凍土の地下深くに存在している資源だと紹介した。

 続けて、メタンハイドレートを燃焼することによって発生する二酸化炭素の量は石油や天然ガスに比べて非常に少ないためクリーンなエネルギーと目されていることを紹介し、さらに「埋蔵量も豊富であるため、世界各国から石油や天然ガスにかわる資源と見なされている」と伝えた。

 また、メタンハイドレートの研究や探査、試掘を行っている国と地域は世界で30以上もあるとし、「近年は中国のメタンハイドレートに関する調査や研究は大きな進展を遂げている」と報道。2007年に南シナ海北部でメタンハイドレートのサンプルを採取することに成功したことや、09年には青海省の永久凍土からサンプルの採取に成功していると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)