本田技研工業傘下のホンダ・エアクラフト・カンパニーが製造したホンダジェット量産1号機が米国時間6月27日に初飛行に成功した。中国メディアの好奇心日報は2日、「ホンダが長年にわたって継続してきた努力はホンダジェットが雲の上を飛行することで報われることになる」と論じる記事を掲載した。

 記事はホンダジェットについて、「7人乗りの同機の航続距離は2185キロメートルに達し、最大巡航速度は時速778キロメートル」と紹介。さらにホンダ自ら開発したジェットエンジンを搭載していることが最大の特徴であると論じた。

 続けて、自動車と航空機の製造には密接な関係があり、航空業界で発明された技術が自動車に応用された例が過去にあったことを指摘する一方で、「ホンダのように自動車から航空機に参入する例は極めて少ない」と伝えた。

 さらに「ホンダの壮大な志は同社の創業者である本田宗一郎を抜きには語れない」と論じ、バイクの製造からスタートしたホンダが航空機を造り上げてしまったことに驚きを示した。

 また、ホンダが世界的な金融危機下にあっても利益を伸ばすことができたことを挙げ、「それは二輪事業があったから」と紹介。さらにホンダは「自動車、二輪に続く3番目の事業の柱として位置づけているのが小型ビジネスジェット」とし、販売価格4億5000万円のホンダジェットはすでに100台以上も受注していると紹介した。

 記事は最後に、「二輪からスタートし、自動車そして航空機へ参入するとは、何とも心が奮い立たされる話だ」とし、ホンダが長年にわたって継続してきた努力はホンダジェットが雲の上を飛行することで報われることになると伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は好奇心日報の28日付報道の画面キャプチャ)