1年の半分が過ぎた。時の流れの速さに驚くばかりである。明日から7月。年後半の相場はどうなるだろう。まず、10日前に書いた朝刊コラム「新潮流」をお読みいただこう。

 株式相場の季節的アノマリーでもっともよく知られているのは「Sell in May (5月に売れ)」であろう。これには「秋に戻ってこい」という続きがある。株式市場のパフォーマンスを調べると、上半期(冬から春)が好調で、下半期(夏から秋)が不調であることがはっきりしている。だから相場が天井をつける春の終わり(すなわち5月)に売って、相場が底を打つ秋にまた市場に戻って来いというのだ。10月の終わりに市場に戻るのがもっとも効率がよいことから「ハロウィン効果」とも呼ばれている。

 日本株の過去のパフォーマンスを調べると1-6月の上半期が良く、7-12月の下半期が悪いという明確な傾向が認められる。不思議なのは…

 (執筆者:広木隆 マネックス証券チーフ・ストラテジスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)