昨日の海外市場でのドル/円相場は、予想を上回る米経済指標が相次いで発表されるもいずれも反応は薄く、101円後半でのもみ合いが続いた。背景には、本日から明日にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、様子見ムードが広がった事がありそうだ。

 本日、米国で5月消費者物価指数や住宅着工件数、建設許可件数(いずれも21:30)の発表が予定されている。しかし、市場の関心は明日の米FOMCに集まっている上、昨日の指標の結果に対する市場の反応を見ると、事前予想からよほど乖離した結果とならなければ、引き続きドル/円相場を動かす手掛かり材料になりにくいと見る。

 仮に下押したとしても200日移動平均線(本稿執筆時点では101.568円)を割ることは考えにくく、一方で値を上げたとしても日足の一目均衡表の転換線(同、102.178円)を超える動きもまた期待しづらいだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)