日本の自動車メーカーが、2014年に入ってから韓国内で価格の据え置きや値下げなど積極的なマーケティングを実施している。韓国メディアは10日、「値下げした日本車の逆襲、中古車市場でも“人気”」、「日本車の攻撃的なマーケティング、中古車市場でも効果が現れる」などと題した記事で、韓国市場における日本車の台頭について伝えた。

 レクサス(トヨタ)、インフィニティ(日産)、ホンダ・コリアなどは最近、新車価格を従来のモデルよりも低く設定、または据え置くと発表した。韓国の自動車メーカーとの価格差を縮め、競合相手のドイツ車に対して合理的な価格で勝負する戦略とみられている。輸入車を好むも値段の高さがネックになっている若者を獲得する狙いもあるとされる。

 日本メーカーの価格マーケティングは、徐々に販売台数の増加につながっている。インフィニティQ50は、発売1カ月で事前契約台数が750台を超えた。価格を下げたレクサスES300hも、3月の売上高が1、2月の累積台数を上回った。

 日本車は米高速道路安全保険協会(IIHS)が選定した2014年度「最も安定した車」の17台中、8台を占めるなど耐久性が立証されている。そのため日本車は韓国で新車だけでなく中古車市場でも徐々に価値が認められている。

 韓国の中古車サイト、カーズのチェ・ギョンウク販売管理部チーム長は「合理的な価格と耐久性を兼ね備えているため、多くの消費者が日本の中古輸入車を選択する傾向にある」と述べた。

 中古輸入車は国産車に比べて減価が大きいため、車両価格が安くなる。しかし、無償保証期間が終了した輸入車は、修理や部品の費用が負担となるが、日本車は耐久性が良く、維持費の負担が少ないため人気だという。

 現在、韓国の中古車市場では、キューブ(日産)、カムリ(トヨタ)、レクサスES350 、インフィニティG35、ホンダ新型アコードなどのモデルに人気が集まっている。(編集担当:李信恵)(イメージ写真提供:123RF)