5日の日経平均株価は、176円15銭高の1万4897円63銭と大幅続伸。

 ロシアのプーチン大統領がウクライナに対する武力行使を否定したため、ウクライナ情勢の鎮静化が期待されて前日NYダウが急騰。また、為替市場でドル・円が102円台へ上昇したこともあり、朝方から輸出株など多くの銘柄が上昇、寄り付きの日経平均は184円高でスタートした。

 その後も日経平均は高値もみ合いとなり、2月27日以来となる1万5000円台には届かなかったものの、大幅高をキープして終えた。

 個別株では、2月度の既存店売上が2ケタ増収となったエービーシー・マート <2670>  が急伸。今3月期経常利益が6期ぶり最高益更新と報じられた住友不動産 <8830> も強含んだ。韓国でゲームのダウンロード数が好調となったネクソン <3659> や、今10月期1Q業績が好感されたくらコーポレーション <2695> も大幅高となった。

 また、がん幹細胞治療薬開発に関連して共同研究契約の締結を発表したカルナバイオサイエンス <4572> がストップ高。上野動物園におけるパンダに発情の兆候との報道で東天紅 <8181> が急騰、精養軒 <9734> は一時ストップ高まで買われた。

 一方、海外での新株発行などによる資金調達が嫌気されたDMG森精機 <6141> が大幅安となったほか、今7月期予想を減額修正したビットアイル <3811> が急落。投資判断の引き下げあったピジョン <7956> も弱含んだ。

 業種別では、不動産株やノンバンク株、ガラス・土石株、情報通信株、海運株などが強い動きを見せている。(編集担当:片岡利文)